コロナ時代の遊び方を考える

今回はエンジニア系の話ではなく、コロナになって人と会わなくなった、出かけにくくなった時代の楽しみ方を自分なりに考えた結果を書こうと思います。

コロナになって、仕事は完全在宅勤務になりました。
通勤していた時は社員の顔が見れていたし、特に仕事で話を積極的にしなかったとしても何となく人が視界に入って一生懸命仕事している姿を見るだけで、自ずと自分のやる気が出たり、良い影響をもたらしていたことに気づきました。

なくなってみると、その環境がいかに大事だったかがわかるような気がします。

そして、友人と話していて思うのは、人とリアルなコミュニケーションができなくなり、1人で生活することになったことによりストレスが溜まっているということ。
人間観察が趣味でもそれももうできない、外に出てもマスクをしている人を眺めるのは面白くない、外で遊びたくてもレジャー施設はしまっているとか開いていても行きにくくなっている。。この状況だと人生がつまらないと。

減給されたりボーナスカットされたり、転職もままならなくなってしまった等々で不安だという友人もいました。

今、大事なことは何なのか、ということですが、まずは状況を把握して、その状況にあった自分を幸せにする術を見つけることだと思います。

状況という点で、コロナになって、気軽に外に出てレジャーを楽しむことができなくなったということ。
まずはそういう時代なのだから、外で遊ぶのは諦めると決めてしまうことだと思います。
ただただ外遊びができないと嘆いていてもしょうがないし、負の感情しか生まないので、みんな同じ状況だし、じゃぁ家でできることを楽しもうと割り切ることが大事だと思います。
コロナは季節性のものではないし、いつおさまるかなんていうのを期待するのも意味がないと思うので、せっかくだから家での遊びを創造しようと気持ちを切り替えるのが良いと思います。

家で1人で遊べる力というのが、コロナで求められる力になっていると感じますが、これは1人の人間として精神的に自立できているかが同時に試されているような気がします。
人と接する上で、誰もがこの精神的自立がある人と関わりたいでしょう。
1人でいると寂しくて何もできないとか、愚痴ばかり言って誰かにかまってもらうとか、正直なところ、迷惑です。
相手に幸せにしてもらうことばかり考えているのではなく、自分で自分を幸せにできる力がないと、相手に悪影響を及ぼします。

結婚生活もそうです。
かまってちゃんで旦那の仕事を邪魔するとか、早く帰ってこないと愚痴をこぼすとか、本当によくないことだと思います。
自分で自分を幸せにできる人であればそんなことはしないはずです。
むしろ相手の幸せを願って、与えることを考えると思います。

そうすると旦那も、仕事が忙しく構ってあげられなくても、1人で楽しんでくれるし、自分のことを思って何かしてくれると感謝します。
独身のカップルでも、こういう1人で楽しめる人であれば結婚できるだろうと、結婚する時の基準にするのだと思います。
女性の社会進出が求められている時代ではありますが、実際のところ、そこに対して環境を整えてくれる会社は多くないと思うので、女性もずっと働き続けるべきとか、高い稼ぎが必要とかは思いません。
経済的自立に関しては必須事項ではないと感じますが、精神的自立は必須事項です。

コロナは人々に精神的自立という試練を与えにきたのかとさえ思います。

前置きが長くなりましたが、必要なことは、以下をまとめることだと思います。

①自分が何が幸せかを知る   
②自分の幸せのハードルを下げる   
③自分が家で楽しめる方法を考える   

①に関しては、自分の好きなことや好きなものを50個書き出すのが良いと思います。
50個もあると途中でもうないかなと考えがちですが、今ではなくても過去の自分、昔好きだったこと等を思い返してみると挙げられたりします。
別にものすごく好きなことじゃなくても続けて苦にならないことは好きなことに分類すると挙げやすいです。
そしてジャンル問わず50個好きなことが見える化されると自分を自分で客観視することができるようになります。

②に関しては、毎日の気づかない幸せを幸せだと認識することだと思います。
例えば、美味しいご飯が食べた、その瞬間に「幸せだなぁー」と思うこと。それをやり続けると脳にインプットされてくるので幸福感が増します。
文字に起こしてみるのも良いと思います。

③に関しては人それぞれ違いますが、①でリストアップされた内容を見ながら、家で1人でできることをピックアップするのがオススメです。

①と③は必ず書き出してみてください。
きっと何かしら発見があるはずです。

ここからは自分の備忘録として。


私の場合は、以下のようにテーマをおきました。
③のテーマ:「家で1人でできることでお金を極力かけないで実施できるもの」

お金を極力かけないという部分が達成できた場合、自分で自分を褒めてあげることにしました。
もちろんこういう節約行為は自分でやること限定としています。

テーマにのっとって自分の好きなものから、削減するものと取り入れるもの(引き続き取り入れる/より取り入れる)に分けました。

<< 削減するもの >>

・外食
- ランチ中心、夜の外食は極力避ける。
- 頻度はランチは週1まで、ディナーは月2まで。(あくまで目安なので臨機応変に)

・旅行
- 行かない。国内でも遠出はせず、関東圏まで。

・服 / コスメ
- 基本、デパートや商業施設に行かない。 必要なものしか買わない。(正直、興味もなくなってきたというのもある。)
- 洋服はメルカリ等を活用する。

・美容院
- 行かない。自分で髪も染める。リタッチもやる。(実際に自分でリタッチしたらうまくできたので、今後も継続決定。)

・整体 / マッサージ
- 痛みが取れたら通わない。(実際に継続を勧められましたが、痛みが取れた時点でやめました。ゴールも見えないし。)

・音楽
- 大好きなのですが、イヤーワーム状態になり何かに集中する時邪魔なので聴かない。(個人的なところですが勉強に集中できなくなる。。)

<< 取り入れるもの >>

アマゾンプライムビデオの活用
- (他の動画配信サービスも使ってましたが)アマゾンプライムビデオのみにすることに決定。(一本化し、もっと活用しようと思った。)

・テレビ
- 面白い番組を積極的に観る(あまり見ない方だったけど、おもしろコンテンツやタメになる番組が多いのでそういうのは積極的に見る。)
- ニュースを観る

・本
- 興味ある本をできるだけ中古で購入し読む(個人的には活字を読まないとボキャブラリーが減ってくる気がするのでこれが一番取り入れたいこと。)

・料理
- レジャーとして作るのを楽しむ(美味しくできたら自分で褒めてあげるのが良い。)
- いろんな創作料理にチャレンジ(発想力も磨けるし、気分転換にもなるし、料理上手くなる。)
- 健康を意識した料理を検討(美味しくてもカロリー高いと太って気分悪くなりそうなのでここも意識。野菜を多く取り入れるような料理が良い。)
- 食材はあるものを使うと決める(無駄にスーパーに行きまくってると意外に出費するし面倒なので、気楽にあるものでやる。)

・ランニング
- 筋肉痛が激しくない限りできるだけ毎日やる(家ではできないが、夜や人が少ないタイミングで。)

・ストレッチ
- お風呂上がりに軽くやる程度。これは毎日続ける。

・zoom等のオンライン会話
- 友人とのおしゃべりに活用(1時間くらいでお互いにラフにできると良い。)

・ネットサーフィン
- 技術のキャッチアップ (自分的にはここもっと重要視したい)
- 興味のあるネット記事を読む(目に入ったものを気軽に)
- 動画コンテンツ(ITの勉強系のものや、Youtube等も)


あとは、家ではできないがたまにであればレジャーとして映画を観に行ったりもありだと思います。
猫カフェやカワウソカフェ等動物に触れ合えるところも良い。

こんな感じで整理されると、とっても気分が良いし、漠然とした将来への不安感もなくなってきます。

コロナ時代の一人遊びを楽しめますように。