EBSボリュームの拡張

今回はEC2の特定ボリュームのディスク拡張作業の手順を記載します。
対象サーバはCentOS6.7を使用。ディスク拡張後、対象サーバでのresizeを忘れないように注意が必要です。
※ ボリュームサイズの変更後、Statusが「in-use」になるまで少し時間がかかります

概要

対象サーバの特定ボリュームのサイズを2000GiBから3000GiBへ変更する

前提

対象サーバ:sample-data02
対象ボリューム:vol-AAAAAA

作業手順

1.対象AWSアカウントにログイン

2.EBS(vol-AAAAAA)の容量拡張

AWS マネージメントコンソールより、EBS(vol-AAAAAA)の容量を 2000GiB から 3000GiB に変更する
対象のボリュームを選択した状態で、[アクション] > [ボリュームの変更]を押下し、ポップアップに変更したいサイズ(今回は3000)を入力し、「変更」ボタンを押下

3.容量拡張の確認

AWS マネージメントコンソールより、vol-AAAAAA のState が in-use になっていることを確認する。
f:id:tomomiik:20200323143536p:plain

4.ファイルシステムの拡張

sample-data02 に SSH ログインし、下記コマンドにてファイルシステムの拡張を行う。(resize2fs をroot権限で実行)

# resize2fs /dev/xvdf

5. ファイルシステムの拡張確認

df コマンドにて /dev/xvdf の総容量が 3.0T になっていることを確認する。

# df -h